【経済】【次世代DVD】ソニー、東芝両陣営 次世代DVD規格統一へ | 徒然新聞

【経済】【次世代DVD】ソニー、東芝両陣営 次世代DVD規格統一へ

高画質の映像を長時間記録できる次世代DVDの規格をめぐって対立していたソニーと東芝が、規格統一に向けて最終調整に入ったことが二十一日、明らかになった。ソニー、松下電器産業などが開発した「ブルーレイ・ディスク」規格と、東芝やNECなどの「HD DVD」規格に代えて、両規格の長所を反映させた「第三の規格」を開発する。早ければ月内にも合意を目指す。最終決着すれば、消費者の利便性が向上する。(産経)

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次世代DVDの規格で対立をしていたソニー陣営と東芝陣営ですが、現在のDVDのように規格が乱立するのは消費者の利便性を低下させる原因となるとの考えで一致したらしく、今月中にも一つの規格の共同開発を合意するとの結論を出しました。

 

次世代DVD規格対立ではソニーが提唱する「ブルーレイディスク(通称BD)」を採用した商品化をソニー自身が先手を打って成功するなど、終始BD陣営の優勢一直線でした。

一方の東芝が提唱した「HD DVD」は、現在のDVDとの互換性の高さをウリにBDに対抗する規格として注目されましたが、BDよりも商品化に時間がかかってしまったこと、記録容量がBDよりも少なかったことなどさまざまな要因でBDに大きく差をつけられていました。

 

個人的には来月に次世代ゲーム機(PS3)の仕様発表を控えているソニーの動きが気になるところです。

現段階までの情報ではPS3のソフト配給にはBDが採用されるとのことですが、今回の規格統一でソフト配給の規格がどう変わっていくのかが気になります。

 

また、既にBD対応のプレーヤーやレコーダーをお持ちの方へのメーカー側の配慮みたいなのが十分に行われるかどうかも気がかりでなりません。(もし統一されればBDの規格が消滅するかもしれないので)