【スポーツ】【F1】BARホンダ、スペイン・モナコGPの不出場を決定
サンマリノGPにおいて、車両重量規則違反を問われていたBARホンダですが、FIAの裁定を受け入れて、8日のスペインGP、次の次のモナコGPの参戦を辞退することを決定しました。
BARホンダはFIAの裁定に対し、民事訴訟も考えていたということですが、時間が余りにも少なすぎました。
今回のスペインGPはBAR抜きで行われるというちょっと日本のファンには悲しいGPになってしまいました。
BARのボス、ニック・フライ氏は以下のようにコメントしています
「法的措置を取るのは得策ではない。これ以上騒ぎを大きくしてはチームだけでなく、ファンにとってもよくない結果が生じるばかりだ。私たちは自分たちの潔白さを大いに主張した。チーム発足以来隠し事は一切していない。」と今回のGP不参加を悔やむ一方、F1全体を見渡しての判断であったことを述べました。
F1唯一の日本人ドライバー佐藤琢磨は2戦連続不参加となったことに対してこのようなコメントを出しています。
「僕のマシンはチェックもしないでポイントをはく奪になるなんて……。次、その次も(出場停止)というのは納得がいかない。開幕前から期待していた2戦だったし、すごくつらい。欧州GPはトップを狙って走りたい。」
BARHondaF1.comより FIA裁定に対する、B・A・R Hondaの対応についての声明